アメリカ横断 〜ポリスメン〜
三日目。
その日の夜はものすごく寒くあのずっと目はつぶっているけどしっかり寝れていない感じ?あれで朝を迎えた
これからアメリカ横断で野宿する時は夜の防寒対策をしっかりしようと思ったんだ
朝のアラームは近くで早朝から工事をしておりそれで目が覚めものすごく
清清しくない朝でした
寝袋、テントをたたみ昨日の残りのパンとバナナをかじり
ものの2分ほどで女性の方が止まってくれました
すごく綺麗で美しい方で指にデビルの尻尾のタトゥーが入っていたの
色々とドキドキしてしまった。煩悩です
デビルはヘンダーソンの少し先のボールダーシティーにまで行ってくれる方だった
もっとドキドキした。煩悩です
30分?ほどで到着
デビルにお礼をし行ってしまったデビル。
ボールダーシティーはとても小さい町だった
観光も全くせず次の町のキングマンへ。お金ないしね
3時間ほどしていると後ろから大きい声が聞こえてきた
振り返るとポリスメンが何やら僕に言っている
近づいて話を聞いてみると
アリゾナ州でヒッチハイクは禁止だ。ただちにやめてヘンダーソンに戻って
グレイハウンドバスを使え的な事を言われている
そもそもこっちからしたらグレイハウンドって何だって話になりまして
調べてみると格安のバスチケットらしいのだが
0円からしたら格安も何もないの
だからヘンダーソンにも戻れないしヘンダーソンからバスも乗れないって状態に
陥ってしまった。
ポリスメンの話を聞いていると怒っているが心配してくれているのが分かった
心配してくれてるのは嬉しいよね何だか
一通り話しが終わるとポリスメンは持ち場へ戻って行った
隠れて再び開始したんだヒッチハイクを
そこから1時間ほどでお父さんと子供の親子が止まってくれた
「キングマンに向かうよ。乗っていいよ。他に助けて欲しいことはある?」
息子が言ってきた
すんごいいい子
車内で他愛もない話をして1時間?ほどでキングマンへ着
さよならしようとした時親子の車はトラックで後ろを開けると
大量のパンとかドーナツとかが積んであった
「どれだけでも持ってっていいよ」
素敵すぎませんか?ありがたすぎませんか?
見ず知らずの汚いホームレスを目的地まで乗せ
さらに食料まで供給してくれるって
食パンとドーナツをもらいバイバイしたんだ
ものすごく甘いドーナツで気持ちもスイートな気持ちになりましたとさ