アメリカ横断 〜お別れ〜
五日目。
寒いフラッグスタッフ
暖かい車内
外で野宿の時うるさかったり寒かったりで熟睡できてないのもあり
すぐに寝てしまった
起きるとすでに車は発車していたんだ
前日の話で次の目的地まで送ってくれると
フェニックスまでね
フェニックスまですごく遠くて長距離だが何も言わず龍口くんは
車を走らせてくれた
次の町にいける嬉しさと同時に二人と離れる寂しさが少しずつ出てきた
なんならもう少し一緒に旅をしたかった
そうとも言ってられずフェニックスが近づく
フェニックスに着くと駐車場があるマクドナルドに止めた
悲しい、ほんとに悲しいそして二人から使命が言い渡される
あみさんは絵描きさん
絵本を書いていてアメリカでその本を配っていた
その本10冊を僕に託し
「これで金を稼げるんだったら稼ぎの道具にしてもいいし好きなように使ってくれ」と
その絵本をもらい新しい目標としていろんな人にこの絵本を見てもらうことも
目標になったんだ
その絵本を抱え再び旅が始まりました
普段色々な出会いは全て意味があるんだなとフェニックスでは感じました
かっこいい二人に会えてよかった